-
更新日: 2024年8月21日
ナンガなどのダウンシュラフやジャケットの臭いの取り方は?クリーニングや洗濯時のポイント!
ジュネさんこんにちは!今回はナンガなどのダウンシュラフやジャケットの臭いの取り方で、クリーニングや洗濯時のポイントについてアウトドア担当からまとめさせていただきました。こんにちは、アウトドア歴20年で、月1回は山かキャンプに出掛けるアウトドア担当のマツダです。
ナンガなどの良質なダウンシュラフやジャケットは人気が高く、アウトドアには欠かせないものでが、使用頻度が高いからこそのお悩みがありますね。「キャンプでいつも使っているのですが、臭いがしてきてしまい、クリーニングや洗濯で改善できますか?」というお悩みを多くいただきます。
こんなお悩みはありませんか?・ダウンシュラフやジャケットはクリーニングできる?
・臭いの原因と改善方法を知りたい
・大事なナンガをできるだけ長く愛用したい本日は、この記事を読んいただくことで、ナンガなどのダウンシュラフやジャケットの臭いの取りにはクリーニングや洗濯で改善できることを知っていただけると、大切なダウンシュラフやジャケットがいつも清潔で、嫌な臭いを防ぎながら、寿命長く使えるようになるはずです。
当社ニックはナンガなどのダウンシュラフやジャケットは水洗いが基本なので、汚れ落ちが違うだけでなく、ブランドごとに細部までこだわり、臭いのケアも様々ご用意し、創業75年以上の技術と国家資格を持った技術者がご対応いたします。
一度お試しいただくと「なぜナンガのダウンの宅配クリーニングで当社が選ばれるのか」必ずご実感いただけるはずですので、この機会にぜひご活用ください。
最初にナンガのダウンやシュラフのケアについて結論からお伝えします!
ナンガのダウンのクリーニングはダウン専門店に任せるのが正解です。
理由は「目の詰まった生地」にあります。
ナンガのダウンはダウンの中身が外に出ないように、しっかりと目が詰まった生地が使われていて、洗濯のときには「水が浸透しにくく乾きにくい」という特徴になります。
裏を返せば、ながく大切にされたいダウンほど、そういった細かなところのケアが必要になるのだけれど、ご自宅でケアが難しいといういうわけです。
ですので、水をしっかり浸透させて洗濯しふかふかに乾燥するには、ダウン専門のクリーニングをおすすめさせていただきたいです。
もしもナンガのダウンのクリーニングを長く大切に着続けたいとお考えであれば、当社にてご新規様限定お試しプランをご用意していますのでぜひコチ1ラをチェックしてみてください。
本日の記事のテーマ
ナンガのダウンシュラフやジャケットのクリーニングはこれがおすすめ!
ナンガのダウンシュラフのメンテナンスで最強なのはこれ!
ナンガのダウンシュラフやジャケットはダウン専門店でクリーニングするのがおすすめです。
理由は、ダウンは特殊品扱いとなり一般的な衣服等とは区別されるからです。
特殊品とはドライクリーニングとも区別される専門的なクリーニングが必要な品物を言います。
特にナンガのダウンシュラフやジャケットは他の製品とは全く違う製品なので、専門店でのクリーニングが良い状態を保つためのポイントになります。
ナンガのダウンシュラフやジャケットのクリーニングが特別なわけ
ナンガのダウンシュラフやジャケットのクリーニングが特別なのにはわけがあります。
それは、ナンガのダウンシュラフやジャケットは他のブランドと比べ、生地の目が詰まっていることです。
生地の目が詰まっていると、水が浸透しにくく乾燥しにくくなります。
一般的な洗濯では、洗浄も乾燥も不十分になるため、特別な技術のあるダウンクリーニング専門店での洗濯が必要なのです。
ナンガのダウンシュラフやジャケットのクリーニングとは?
ダウンをクリーニングするときは水を含ませて洗濯します。
生地に水を通し、中のダウンまで水を含ませて洗濯します。
水の役割は汚れを落とすのにとても重要です。
目の詰まっているナンガのダウンシュラフやジャケットは生地に水が浸透しずらく、ダウンまで水分を含ませることが難しい製品です。
ナンガのダウンシュラフやジャケットは乾燥も難しい?
生地の目が詰まっているナンガのダウンシュラフやジャケットは乾燥にも難しさがあります。
生地の目が詰まっていると水分が外に出にくいため、乾燥にとても時間がかかります。
湿気を含んだ時間が長いとカビが生えるなど、トラブルの原因になり寿命も短くなることがあります。
また乾燥が不十分だとボリュームがなくぺしゃんこで保温性も低下してしまいます。
このようにナンガのダウンシュラフやジャケットは生地からして一般的なダウンとはまったく違うので、クリーニングによる洗濯、乾燥もナンガの品質に合った特別な技術が必要なのです。
ナンガのダウンシュラフやジャケットの生地が特殊なワケ
ナンガのダウンシュラフに使われる生地の目が詰まっているのにはわけがあります。
それは、ダウンの羽が抜けてボリュームが減るのを防ぐためです。
ナンガは縫製も特殊な技法を使っているので、ステッチや針目からダウンが抜けることがありません。
ナンガシュラフの事例
ダウンクリーニング専門店の仕上がり
ナンガのダウンシュラフを専門店でクリーニングした事例をご紹介いたします。
↓↓↓
キャンプでご愛用されていたナンガのシュラフ。汚れがしっかり取り除かれすっきりと軽くなりました。
そしてダウンのこのボリューム!新調したようにふっくらとふかふかになりました!
クリーニングでダウンがふかふかになると、ボリュームがアップするのでカバーに入れるのが大変!なんてこともあるかもしれませんね。
シュラフがふっくらした理由と効果
ダウンシュラフがふっくらしたのは羽の一本一品がしっかり開いたからです。
ダウンは羽の間に空気を含んで暖かくなるので、羽が開くとたっぷり空気を含むことができるので保温性が高まります。
このようにふっくらしたナンガのダウンは、真冬の山岳キャンプでも暖かさを維持することができます。
もしも今お使いのナンガのダウンシュラフやジャケットをよい状態で使い続けるなら、ダウンクリーニング専門店のクリーニングで洗濯するのがおすすめです。
本日は、この記事を読んいただくことで、ナンガなどのダウンシュラフやジャケットの臭いの取りにはクリーニングや洗濯で改善できることを知っていただけると、大切なダウンシュラフやジャケットがいつも清潔で、嫌な臭いを防ぎながら、寿命長く使えるようになる方法などをご紹介していますが、ここからは自分で洗濯する方法なども含めてまとめてみました。
一般的なダウンシュラフを自分で洗ってみる?!そのポイント
ナンガのダウンシュラフは前章でお伝えしたとおりダウン専門店でメンテナンスするのがおすすめです。
でも他の一般的なシュラフは自分で洗ってみたい!という方もいらっしゃいますよね。
ここからは一般的なダウンシュラフを自分で洗うときのポイントについてご紹介していきます。
家でダウンのシュラフを洗うときのポイントは「洗い」と「乾燥」です。
これから洗いと乾燥それぞれについて詳しくご紹介していきますね。
洗剤の選び方
ダウンは動物性の素材なので、家庭で洗う場合には無香料の中性洗剤がおすすめです。
アルカリ性は洗浄力が強いので、羽毛のタンパク質を傷める原因になるためおすすめできません。
ダウンの保温性は羽毛に含まれる空気が暖められて効果を発揮します。
ダウンを傷めると保温力に影響が出るので、自分で洗うときには細心の注意を払い、洗剤にも配慮して洗います。
洗いの温度
シュラフは40度ぐらいのお湯に洗剤を溶かして洗います。
水では汚れ落ちが悪く、せっかく洗っても汚れや臭いは解決できません。
40℃はお風呂の残り湯がちょうどいい温度ですが、お湯がすでに皮脂などの汚れを含んでいるため、残り湯を使うことはおすすめできません。
きれいなお湯を用意してシュラフを洗います。
ダウンの獣臭対策にはもうひと手間を
海外ブランドの一部などでダウンのにおい(俗にいう、獣臭)がするものがあります。
これは製品にする前のダウンの洗浄が足りていないのが原因です。安価なシュラフは製造過程でコストを抑えているので、ダウンの洗浄を十分に行わないかわりに、獣臭を消臭加工などで匂いを押させて販売していることがあります。
新しいときには気づかない獣臭ですが、洗濯で消臭効果がなくなるとくさい臭いがしてきます。
獣臭が気になるときは、アルカリ性の洗剤で羽毛の油脂を落とすことでにおいが軽減されます。
家庭用のアルカリ性洗剤は洗浄力があまり高くないので、洗っただけでは臭いが取れないことがあります。
その場合は、酸素系漂白剤を使うのがおすすめです。
漂白剤につけるときも温度は40度が目安です。
洗うときの注意点
ダウンのシュラフは空気を含みやすいのが特長です。
洋服と違い、水につけてもすぐに吸収するわけではありません。
じっくり水を吸わせます。
やり方は、優しく体重をかけるようにして、洗剤をゆっくりと浸透させていきます。
チカラまかせにしてダウンを傷めないようように、焦らずじっくりと浸透させていきます。
大事なシュラフなので優しく洗ってくださいね。
すすぎが重要
ダウンのシュラフを洗う、というと、洗剤を入れて泡立てて洗うことに意識が行きますが、実はすすぎがとても大切です。
すすぎは十分に行いましょう。
洗剤がダウンに残留していると、後からにおいやカビの原因にもなります。
苦労して洗濯したのにすすぎが不十分だったため、においやカビを発生させてしまったとしたら残念ですね。
すすぎは少しずつ温度を下げながら何度か温水を入れ替えて行います。
1回目は洗い温度と同程度の40℃ですすぎます。
2回目は少し下げて30℃ぐらいですすぎます。
3回目で常温という具合で、40℃、30℃、20℃という感じ少しずつ温度を下げていく感じですね!
撥水加工
すすぎが終わったら、ダウンのシュラフに撥水加工をしていきます。
撥水は脱水前に「撥水剤」を使って、撥水加工を行います。
スプレータイプは、布地の表面しか撥水がされません。
おすすめの「はっ水剤」は、浸け込みタイプです。
浸け込みタイプを使うことで、表布地だけでなく、中のダウンもすべてはっ水加工することができます。
ナンガのシュラフはダウンまではっ水が効いているのが特徴ですが、普通のシュラフもナンガのシュラフと同じようなはっ水効果のあるダウンシュラフにすることができます。
はっ水剤は、漬けこむ指定の分量と指定の時間が決まっていますので、それを守って付け置きます。
脱水
ダウンのシュラフを脱水します。
ある程度の水分を切る、という感じで脱水します。
いきなり洗濯機で脱水することはおすすめできません。
理由はダウンのダメージが大きいからです。
洗濯機で長時間脱水すると、ダウンを傷つけてしまい保温性が落ちてしまいます。
また、水を含んだまま、洗濯機で脱水をすると、偏って回転した場合、洗濯機が動いたりひっくりかえってしまうこともあるので注意してください。
ダウンのシュラフを脱水する場合には、バスタオルを使います。
バスタオルにシュラフをで挟んで押さえる、挟んで押さえる、を繰り返し、重量がある程度軽くなったところで、洗濯機で脱水します。
洗濯機での脱水はダウンを傷めないよう、長時間せず、1,2分程度で切り上げます。
ダウンシュラフの乾燥
これまでは洗いの工程についてご紹介してきました。
ここからは、次の工程「乾燥」についてご紹介していきます。
ダウンのシュラフは、ふわふわに乾燥させることがポイントです。
見た目のボリュームだけでなく、保温性に関わる重要な工程なので、ポイントを抑えてやってみてくださいね。
一次乾燥
ダウンのシュラフの乾燥をするのに、いきなり乾燥機には入れてはいけません。
表の側生地がある程度乾くまで風通し良く陰干しします。
二次乾燥
ある程度乾いたところで、乾燥機を使います。
おすすめなのはコインランドリーのドラム式乾燥機です。
コインランドリーの乾燥機は大きいので、ダウンをしっかりほぐしながら乾燥させることができます。
この時、テニスボールを何個か入れることがポイントです。
乾燥機の中でボールが跳ねて、シュラフをたたいてくれます。
たたくことでダウンをほぐし、ふっくらと乾燥させ、ふわふわなダウンに戻すことができます。
ほぐしが不十分だと、羽毛が絡まってしまい、空気を十分に含むことができないため、保温力が下がる原因になります。
シュラフの性能を最大限まで引き出したいという方はしっかりほぐしていきましょう。
クールダウン
ダウンのシュラフを寿命長く使うためには、収納は付属のスタッフバッグに押し込まないで、通気性のあるストレージバッグで保管します。
ダウンにできるだけ空気をとおし、ゆったり、ふっくら保管することでいい状態がキープされます。
大切なダウンのシュラフを丁寧に扱って、次のシーズンに備えましょう!
本日のまとめ
いかがでしたか?本日は、この記事を読んいただき、ナンガなどのダウンシュラフやジャケットの臭いの取りにはクリーニングや洗濯で改善できることを知っていただけると、大切なダウンシュラフやジャケットがいつも清潔で、嫌な臭いを防ぎながら、寿命長く使えるようになる方法についてまとめさせていただきました。
当社ニックはナンガなどのダウンシュラフやジャケットは水洗いが基本なので、汚れ落ちが違うだけでなく、ブランドごとに細部までこだわり、臭いのケアも様々ご用意し、創業75年以上の技術と国家資格を持った技術者がご対応いたします。
一度お試しいただくと「なぜナンガのダウンの宅配クリーニングで当社が選ばれるのか」必ずご実感いただけるはずですので、この機会にぜひご活用ください。
2024/08/21
ブログ
- シミ抜き (13)
- 実店舗メニュー (25)
- ブランド紹介 (18)
- 衣替え・保管 (24)
- カビ対策 (2)
- シュラフクリーニング (6)
- テントクリーニング (3)
- 洗濯 表示 マーク 意味 (8)
- レーシングスーツクリーニング (2)
- おうちクリーニングのコツ (119)
- 毛玉取り (2)
- ファッションケアのこと (44)
- 洗濯 表示 マーク 意味 (13)
- バッグ・財布 (1)
- ハイブランド お手入れ紹介 (32)
- ダウン お手入れ紹介 (52)
- 抗ウイルス・抗菌のVB加工 (37)
- 清潔・衛生 (38)
- ふとん丸洗い (15)
- 最近のできごと (42)
- ニックのこだわり (139)
- 季節のファッションケア (75)
- アイテム別お手入れ (102)
- 素材別お手入れ (39)
- 汗じみ・汗抜き (24)