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更新日: 2021年7月29日
Yシャツのエリの豆知識
こんにちは、ニックの実店舗たちばな台店の笹山です。
今日は、Yシャツのエリについてお話ししていきたいと思います。
日常的にスーツを着てYシャツを着用される方もいれば、冠婚葬祭ぐらいしか着ないという方もいるかと思います。
そんなYシャツのエリがなんなの?という方もいるかと思いますが、Yシャツを長くキレイに着続ける為に知っておいて損はないと思いますので、もしよければ最後まで見て行ってください。
本日の記事のテーマ
「トップヒューズ芯」と「フラシ芯」
始めて名前を聞く方が多いのではないでしょうか?
実は、Yシャツのエリは表地、裏地、それと芯地の三重構造になっています。
その中の芯地の種類の名前になります。
トップヒューズ芯
トップヒューズ芯はYシャツのおよそ9割以上に使われていると言われています。
その特徴は、接着樹脂を使い、芯地と生地を半永久的にくっつけてしまうところです。
これは機械で作業するので大量生産しやすく、形態記憶Yシャツなどにも向いております。
ただし、長く使っていると、皮脂などの油溶性汚れが付着しやすいエリは接着が剥がれ、黒ずんだ汚れのように見えます。
実際は、表地と芯地の間に空洞が出来てしまい、そこが黒く見えている事がよくあります。
これを回避するには、着用したら1日もしくは2日ぐらいで洗濯し汚れを付着した状態にしない、出来るだけ多くのYシャツで着まわす事で着用頻度が減り、長く着られると思います。
最近では家で毎日洗い、仕上げは大変だからクリーニングに持ってくる方も多くなってきていると思います。
フラシ芯
フラシ芯は、接着はせず、縫い合わせる事で風合いが良く着心地も優れています。
ただしアイロン掛けが難しいです。
高度な縫製技術が必要なので高価な品物、オーダーの品物に使われることがあります。
Yシャツの価格はもちろんブランドやデザイン、生地もあると思いますが、フラシ芯のように職人が手間と時間をかけて作ってくれていると分かったら安心出来ますよね。
私も機会があったらオーダーYシャツをフラシ芯で作ってみたいと思います。
この二つを見極める事は大変難しく、表示もありません。唯一オーダーで作ってくれる店舗によっては教えていただけるかもしれません。
Yシャツに拘りのある方はぜひ作る時にお店の方に聞いてみてください。
「この方はかなりの拘り派だな」と思われるに違いないでしょう。
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