• 更新日: 2021年7月29日

    クリーニングのお悩みでカビ問題が急上昇 クリーニング師が教えるカビ対策!

    ジュネさん
    宅配クリーニングニックのお手入れニスタ
    宅配クリーニングニックは、創業75年以上の歴史を持ち、国家資格を持った技術者が業界最先端の技術でご対応いたします。「大切なお洋服」や「ハイブラ服」を長くキレイに美しく着続けられる“こだわれる”ファッションケアをご紹介いたします。
    何度でも、ご納得いただけるまでご対応いたします!

    クリーニング店に訪れるお客様はいろいろなお悩みを持って来る方がおられます。

    一番多いお悩みはやっぱりシミが付いてしまったこと。

    この場合はシミを取って差し上げることで解決します。

    2020年はカビ問題多発

    とくに去年の秋頃から今にかけて多かった相談が着ようと思ったらカビが生えていた、なんてご相談が多かったです。

    カビのご相談は落とすだけでは終わりません。

    カビが生えるには原因があります。

    そこを解決しないとそのときはカビがおちていても保管しているとまた、カビが生えてきてしまう場合がほとんどです。

    カビの生える原因

    カビは気温20度以上、湿度70%以上、ホコリなどの栄養源が豊富にある環境下で活発に繁殖活動を行うと言われています。

    また、部屋や水回りに比べて掃除をする頻度が低くいので、カビの栄養源となるホコリも溜まりがちです

    これらの要因をなくしていけば良いことですが

    なかなかむずかしい場合があります

    カビ予防①湿度を抑える

    衣類に入り込んだ湿気をできるだけ飛ばします。

    ●洗濯物の湿気をできるだけ減らすため、しっかり乾燥させてから収納する

    ●生地の間に空気の通り道を作ることで、クローゼット内の湿度を下げる。 湿度を下げるのに効果的なのは、衣類を詰め込みすぎない

    ●吊るす収納の場合、服と服の間に手が入るくらいの隙間を作る、除湿剤などを使って湿度をコントロール

    する

    などがあります。

    カビ予防②栄養源となるホコリを少なくする

    衣類に付着したほこりを落としてから収納します。

    着た衣類にはほこりが付着しています。

    そのため、収納する前にブラッシングをしてしっかりとほこりを取り除きましょう。

    ●衣類カバーを使用する

    洋服に衣類カバーをして吊るすことで、洋服自体にほこりが付着するのを防ぎます。1枚ずつかけるタイプや数枚をまとめてかけるタイプなどがあるので、使いやすいものを選びましょう。また、ファスナー付きのものや前合わせで閉じるものなどもあります。

    表面が透明だと、中の洋服が見えて便利でしょう。

    ●衣装ケースを活用する

    たたむことによってしわなどが気にならない素材であれば、衣装ケースを活用するのも良いでしょう。

    季節によって使わない衣類は、ふた付きの衣装ケースに入れて収納することでほこりから守れます。

    普段着以外の、身につける機会が少ない衣類も同様です。

    ●こまめに換気をする

    クローゼットに扉が付いている場合、閉めっぱなしにしているとほこりはたまっていく一方です。

    定期的に、よく晴れた日に窓を開けて、クローゼットの扉も開けて空気の入れ替えをしましょう。

    クローゼットの中にたまった湿気を取り除くこともでき、カビ対策にもなります。

    ●スノコを置く

    衣装ケースや引き出し収納、布団ケースなどを置いている場合、スノコを置くことで床と物の間に空間ができます。

    それによって空気が循環しやすくなり、風通しも良くなるでしょう。

    ほこりだけでなく湿気やカビ対策にもなります。

    カビでお困りならクリーニングに頼む

    温度を管理するには難しいですよね。

    エアコンを使うしかなさそうです。

    このようにカビさせないための管理って大変なんです。

    このことをすべて解決するにはクリーニング店の保管サービスなどを利用するのが手軽で簡単かもしれませんですね

    当店でも保管サービスをやっていますので気軽にご相談ください。

    2021/07/29