• 更新日: 2024年8月21日

    カビ被害に合うダウンや皮革衣料の理由とその対策とは?

    ジュネさん
    宅配クリーニングニックのお手入れニスタ
    宅配クリーニングニックは、創業75年以上の歴史を持ち、国家資格を持った技術者が業界最先端の技術でご対応いたします。「大切なお洋服」や「ハイブラ服」を長くキレイに美しく着続けられる“こだわれる”ファッションケアをご紹介いたします。
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    ジュネさん
    ジュネさん
    こんにちは!本日はコートにバッグやカビが生える理由とその対策についてまとめてみました

    雨が多く気温が高くなる時期、ダウンや皮革衣料で心配なのがカビの発生です。

    カビがクローゼットの中で発生すると、ダウンや皮革衣料だけでなく衣服全部がカビの影響を受けてしまうので注意が必要です。

    健康被害にもつながるカビは、ダウンや皮革衣料に発生してしまったら、クリーニングに出してカビ菌を除去します。

    発生している服以外もクローゼットの中に一緒に入っていた服は、カビ菌が付着している可能性があるので目に見えなくても一度クリーニングしておくと安心です。

    ただ、カビの発生した服を預からないクリーニング店は多いのでまずは確認してみてくださいね。

    今回はダウンや皮革衣料がカビ被害に合う理由とその対策方法についてご紹介させていただきます。

    カビの栄養になるもの

    カビはタンパク質が栄養になります。

    そのため、動物からとれる素材で作られているモノは、カビやすいと言えます。

    新品のお洋服でもカビることがあるので、高温多湿になる時期はよく喚起するなど対策が必要です。

    カビやすいのは動物性繊維など、原料に動物や爬虫類、虫などが使われている製品です。

    動物性繊維と言われてもピンとこないかもしれないので、具体的にご紹介させていただきますね。

    ・シルク(絹):蚕(虫)の繭から糸にしたものがシルク。シルクは動物性繊維に属す繊維です。

    ・ウール(羊毛):羊の毛を紡いで糸にしたものがウールです。


    皮革製品はどれも動物性の素材です。

    ・皮革衣料:牛、羊、ウサギ、豚などの皮革、蛇やワニなどの革も動物性の素材です。また、皮革用クリームもカビの栄養になるので注意してくださいね。

    ・革靴:湿度と温度でカビが生えてしまいます。空気の流れが少ない靴箱はときどき喚起の対策がおすすめです。

    ・バッグ:温度と湿度でカビが生えます。バッグの蓋の内側もカビやすいのときどき点検してみてくださいね。

    ダウンは動物性の素材です。

    ・ダウンジャケット:シェルがナイロンやさまざまな素材が使われていますが、中綿にダウンやフェザーが使われているので動物性に属します。

    ・羽毛布団:シェルは目の詰まった生地が使われていますが、中綿にダウンやフェザーが使われているので動物性に属します。

    これらのアイテムは動物性に属するアイテムなので、高温多湿の時期はカビの注意が必要です。

    ときどき天日に干したり、空気を流したりして、カビ予防するのがおすすめです。

    生活習慣によるカビの発生

    カビは「アカ」「フケ」「皮脂」などや、食べこぼしなどの汚れも大好物で、カビの栄養になります。

    お洋服は小まめに洗えますが、お布団や皮革衣料、バッグなどはお洋服のような頻度では洗わないものが多いですね。

    お布団や皮革衣料、靴やバッグはカビが発生していないか確認することと、できれば衣替えの時期や梅雨時、秋の長雨の時期など定期的にクリーニングに出すのがおすすめです。

    ワイシャツの落とし穴

    これまで動物性に属するアイテムはカビやすい、とご紹介させていただきました。

    理由はカビはタンパク質を好み、カビ菌がタンパク質に付くからです。

    でも他にもカビやすいものがあるんです。それは糖分です。

    カビは糖分も大好物で、糖分はカビの栄養になります。

    糖分と言われても食べこぼししか思いつかないですよね。

    でも、とても身近なアイテム、ワイシャツが糖分なんです。

    ワイシャツには洗濯のりを付けることが多いのですが、洗濯のりに糖分が含まれています。

    一度も着ていないお洋服ならカビる心配はないかと思われますが、安心していられないのがワイシャツです。

    たとえ新品であっても、ワイシャツはカビる可能性があるのです。

    クリーニングでワイシャツにのりをつけてもらい、そのまま袋から出さずに放置するのはキケンです。

    湿気と糖分が合わさって、カビにとって快適な居場所になってしまうためです。

    クリーニングから戻ってきたら、ワイシャツは袋から出して保管しましょう。

    高温多湿の時期は、もう一度お洋服や皮革衣料など点検して、クリーニングを利用しながら清潔に過ごしたいものですね。

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