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更新日: 2021年8月16日
ニッククリーニングの工房にお邪魔しました!①
先日、店舗の店長さんよりクリーニングの仕事の事について、流れや、クリーニング溶剤などに
ついて丁寧に教えてもらいました。
2回に分けてその様子をお伝えしたいと思います。
本日の記事のテーマ
ドライクリーニングとは?
トイレットペーパーを水の中に入れたものと、ドライクリーニングの溶剤に入れたものを見ました。
なんと!溶剤に入っているものはトイレットペーパーの形がそのまま残っています。
一方、水に溶かした方は粉々です。
これ、もう何年か前にやったものなんだそう。初めて見る光景にとてもびっくりでした。
その溶剤について・・・
日本の9割のクリーニング店が品物に与えるダメージが少ない事と安価な点から石油系溶剤を使用しているなか、
ニックでは石油を使用せずに、「フッ素系溶剤365」という高級溶剤を使用しているとの事。
なぜなら石油はキレイな溶剤のままで保つことが難しいからだそうです。
そしてその溶剤を蒸留(熱を加え気化させる)し気化した気体を冷やし液体へ戻しているので、
使い回しでも常に透明な新液でした。
綺麗なので、溶剤が機械の中に入っているのかわからないほど(笑)
毎回この作業をされていることで、ニックでは白い衣類もよりきれいに、
そのほかの色も綺麗にクリーニングされるんですね。
更に丁寧な作業をしているのだな。と感じたのは、衣類の種類やお客様から依頼された洗い方によって
一緒に洗う衣類を細かく分類したり、ネットに入れたり、バックルを保護するケースを付けたりと細心の注意が払われていました。
これは安心して預けられるなぁ。と感じましたよ。
バックルを保護するケース
流れの中で、ニックは4回の検品をしています。
仕上がった衣類検品してシミや汚れの気になっているところをチェックして落としきれていない物を
個別に汚れを落としていきます。手間のかかるこの作業、ニックではなんと無料です。
魔法のようにささっとシミを落とす神業に思わず、すご~いと声がでてしまいました。
いかがでしたか?
ニックで衣類がどのように洗われているのかちょっとお店の中を知ってもらえると安心して
出してもらえると思います。
次回はこの続きを報告させてもらいますね。
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2021/08/16
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