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更新日: 2021年8月17日
おうちクリーニング「アイロンの温度、シワを減らすコツ」
本日の記事のテーマ
家庭用アイロンの温度
家庭用のアイロンにある低温、中温、高温をどう使い分けているでしょうか?
誤った温度でアイロンをかけてしまうと生地がテカったり、繊維が溶けてしまう可能性があるります。
お洋服の生地によって最適な温度が違うため、それを知っておくだけで生地へのダメージを減らすことができます。
低温は80度~120度です。これはシルクなどの天然の動物繊維やアクリルなどの合成繊維が向いています。
私は以前、サテンの生地に誤って中温でアイロンをかけたら生地が縮んでしまいました。光沢のあるデリケートなものには注意が必要です。不安を感じる場合は、当て布をすると良いでしょう。
中温は140度~160度です。ポリエステルやナイロンなどの生地に向いています。ワイシャツや学生服などです。
高温は180度~210度です。綿や麻などの生地に向いています。高温でアイロンをかけられる物は意外と少ないのです。
綿と麻以外の繊維が入っている場合、高温でアイロンをかけることはおすすめしません。
また、アイロンをかける前にはお洋服にアイロンについての表記があるかご確認ください。
点が多いほど高温、少ないほど低温になっています。
シワをより減らすには
特にアイロンをかけないとシワシワになってしまうのは綿素材のシャツやブラウス。
お家での仕上げを楽にするポイントは「アイロンがけの前にいかにシワを無くすか」です。
お洗濯の時は脱水を軽くし、濡れている間にしっかりシワをのばして干しましょう。
脱水後、乾燥機を利用する場合は、湿り気が残る生乾きの状態で取り出すのがコツです。
その後アイロンをかけると、良くシワが伸びます。
それでも、プリーツやタックが入っていて難しいシャツや、ふんわりと立体的に仕上げたいブラウスなど、自宅でのアイロンがけが難しいものもあります。
より美しく形を保ちたい!そんな大切な服はプロに任せするのも選択肢の一つです。
特別なプレス機で職人達が細かいプリーツでもキレイに仕上げてくれますよ。
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2021/08/17
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