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更新日: 2021年8月17日
サマージャケット クリーニングに出すタイミングは?
本日の記事のテーマ
目に見える汚れが無いから・・・は危険です!
夏のジャケットなどをクリーニングに出すタイミングを考える時に、見た目の汚れで判断していませんか?
もちろん、着用するごとにクリーニングに出すことはできないので、まずは見た目で判断すると思います。
「少し汗をかいたけど目立つシミもないし・・・」を3回ぐらい繰り返した頃、「少し臭うかも?」って消臭スプレーの出番!なんてことはないでしょうか?
確かに消臭スプレーは緊急の時などはとても便利です。消臭スプレーを噴きかけて臭いが消えれば、『臭い』という不快感はなくなりますが、それが危険なのです。『臭いの成分』と『汚れの成分』は別物です!
よくよく考えてみると、臭いはなくなっても臭いの成分を分解したり、その『臭い』よりも強い『匂い』を付けたりするだけなのです。
『臭いの成分』と『汚れの成分』は別物なので、臭いが無くなっても汚れは残っているのです。
臭いは細菌が増殖したから臭っているので、消臭スプレーで臭いは消えても増殖した細菌は残っています。黄ばんでしまうと面倒なことに・・・
その時には見えない汚れも時間の経過で酸化して『黄変』(黄ばみ)し、目に見える汚れになってしまいます。
黄変してしまうと部分的に漂白が必要となったり、プロでも手間がかかりますので、クリーニング店によっては追加料金がかかってしまうこともあるようです。
消臭剤でクリーニング代を節約しようとしたら、落ちるはずの汚れが落ちにくい汚れとなり、手遅れになってしまってはショックです。
消臭剤はとても便利ですが、いつも消臭剤に頼っていると危険です。上手に適度に使いながらオシャレを楽しめると良いと思います。クリーニングに出すタイミングは?
人によって着用時間も汗の量も違いますから、何回着たらクリーニングに出しましょう!とは決めにくいので、やはり自分の判断になると思います。
黄ばみは2週間くらいで起こると言われているので、2週間に1回を目安に考えてみてはいかがでしょうか?
また、汚れや臭いだけでなく、『着用ジワ』や『くたびれた感』なども見ながら早めのお手入れがお洋服を長持ちさせるコツです!
これはジャケットに限らず、パンツやスカートなどでも一緒です。汗をキレイにするクリーニング方法とは
理想は、一度着用した服は、汗には皮脂などの油分も含まれているため、水洗いだけでなく油溶性汚れを落とすドライクリーニングとの両方を行うことが理想です。
水洗いは家庭での水洗いではなく、プロが行うウエットクリーニングがおすすめで、『ウエット処理』の認定店が安心です。ニックは『ウエット処理認定』はもちろん、アパレルが商品に洗濯表示を付ける際の『ウエット表示試験工場』にも認定されています。
ネットショップ ニック
2021/08/17
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