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更新日: 2021年8月17日
服にカビ! どうしますか?
本日の記事のテーマ
着ようと思った服にカビ!
今年もカビの被害が出ているようです。
そろそろカビのお問い合わせをいただく頃では・・と思っていたところ、やはり・・。
今年の秋は長雨が続き、台風も多かったため、先月の中旬ごろから増えてきました。
多くのクリーニング店で断られてしまう・・・と、みなさんお困りです。
ニックは独自の洗浄方法で、細心の注意をはらいご対応しております。
カビって?
カビは、真菌という微生物です。植物と同じように根や茎(菌糸)があって、その先に種(胞子)を実らせます。
衣服についたカビは、繊維の中に根を食い込ませ、繊維や色素成分を分解する厄介者です。長期間カビにさらされた服はそこだけ色がなくなってしまうことがよくあります。
カビによってダメージを受けた生地は、残念ながらプロでも修復はできません。そうなる前の対応がとても大切です。
それと、黒カビには注意してください。菌は除去されても黒い色素が残ってしまいます。黒カビの色素は強力で、塩素系漂白を使っても取り除くことはできません。
カビさせなコツ
カビは汚れが大好きなので、キレイに洗って保管することが一番です。
まずは衣替えをきちんとすること。着た服をクリーニングし清潔にしてから保管しておくと、次の季節もカビることなくキレイに着ることができます。
保管するクローゼットは余裕を持たせておくこと。お洋服は8割ぐらいにして空気が流れるようにしておくことがポイントです。
カビは温度20~30度、湿度70%~80%ぐらいの環境で発生するので、クローゼットはときどき空気を入れ替えたり、扉を開けたままエアコンを入れ除湿するなど、温度と湿度に気をつけるとだいぶ防ぐことができます。
長雨が続いた今、これから着るスーツやコートを一度点検してみてください。
もしもカビを見つけてしまったら、すぐにクリーニング店にご相談することをオススメします!
秋はおしゃれが楽しい季節です。お手入れの行き届いた服を着て、ファッションを楽しんでくださいね。2021/08/17
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