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更新日: 2023年4月14日
【プロ監修】再生繊維のレーヨンやセルロース素材の洋服は洗濯できるの!?
ジュネさんこんにちは。お手入れ二スタのジュネです!先日何十年かぶりにラフォーレ原宿店に行ってきました。私が通っていた頃はDCブランド全盛でしたのでだいぶ様子が違っていたけれどワクワク感は今も変わらないですね♪さてさて、再生繊維のレーヨンやセルロース素材のお洋服は、女性らしいエレガントな服や肌触りが優しい柔らかいものに使われることが多く、シルクのような光沢と感触もあるのでつい素材を見ずに買ってしまったけど、どうやって選択すればいいのか、そもそも洗って大丈夫かななんて考えてしまわれる方も多いのではないでしょうか。
結論としては、レーヨンやセルロースはやはり『目立つシワになってしまうため』ご自宅で洗濯ができない素材なので注意が必要になります。
理由としては材料が「紙」でできているからです。
この後詳しく解説はさせていただきますが、その一つの解決策として大切なお洋服だあればあるほど私はクリーニングをおすすめいたします。
トラブルを起こしやすいレーヨンやセルロースのお洋服も当社宅配クリーニングニックなら、高品質で丁寧に優しくうダメージ少なく風合いそのままに期待以上の仕上がりをお約束いたします。
現在、ご新規様限定の特別な1点からお試しができるプランもご用意させていただきましたので、ぜひこの機会違いを実感していただけると幸いです。
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宅配クリーニングならニックへ!初回限定キャンペーン中ということで、本日は再生繊維のレーヨンやセルロース素材のお洋服はなぜご自宅で洗濯できないのかということについて、ご紹介さえていただきますね。
本日の記事のテーマ
レーヨンやセルロースは輪ジミ、シワ、毛羽立ちで扱いが難しい!?
そもそもレーヨンは化学繊維で、紙と同じ木材のセルロース成分(パルプ)を主原料とする再生繊維です。
紙を水に浸すとボロボロに形が崩れてしまいますね。
レーヨンも紙と同じ成分でできていることを考えれば、洗濯することのリスクを想像できます。
では、レーヨンやセルロース素材の洋服は洗濯しないほうがよい理由と、正しい洗い方をご案内しましょう。
実は、レーヨンは化学繊維の中でも極端にクセの強い性質を持つ再生繊維。汗などの水分を含むとその部分が膨らみ、輪ジミに見えます。
加えて、シワになりやすく、摩擦に弱く、毛羽立ちしやすい性質も。
うっかり家で洗濯して脱水してしまうと、細かく小さなシワがたくさんついてしまいます。
このシワは、プロでもキレイに伸ばせない厄介なシワなのです。
実体験公開 洗濯で失敗したレーヨン素材の洋服
実は私もレーヨン素材の洋服を家で洗濯して失敗した経験があります。
ひとつはブラウスがシワシワになりダメにしてしまった経験です。
レーヨン素材のブラウスは汗が気になってすぐに洗濯しました。
洗濯機で脱水したら想像以上にシワシワに・・。できるだけ伸ばして干したけれど効果はありません。
アイロンをしてみたけれどよくなりませんでした。プロにお願いしようとクリーニグに出しましたが、やっぱりもとには戻りませんでした。
シワシワになったレーヨンのブラウスは着てもテンションが上がらないので、残念ですがシーズンの終わりにリサイクに回してしまいました。
もう一つはハリがなくなってしまったニットの経験です。
レーヨン素材の白いニットは襟の汚れや黄ばむのがイヤで、着てすぐに洗濯しました。
ニットなので洗濯も手洗いして脱水は優しく手絞り。袖や裾が伸びないようにハンガーを2本使って丁寧に干しました。
気をつかって洗濯したのに、ニットはテロンと伸びてしまいハリがなくなっていました。
水に弱い再生繊維のレーヨンを洗濯したことで、新調感がまったくなくなってしまったんです。気に入って買ったニットでしたが1回しか着れず処分しました。・・・大切に着たい洋服だったので泣いても泣き切れないほど残念な経験でした。
レーヨンやセルロース素材の衣類の正しい洗い方とは!?
フランス語の「光」が語源とも言われるレーヨン。
シルクに似た独特の美しい光沢感があり、色鮮やかに染色できるというメリットがあります。
ドレープのデザインも可能になり、女性の洋服には欠かせない素材です。
多くの洋服に使われているレーヨン。
汗汚れが気になるからとついつい洗濯したくなりますが、洋服のデザインや新調感をキープするためには、お手入れはプロに頼むのが正しい洗い方です。再生繊維のレーヨンやセルロース素材の洋服を自宅で洗濯できるかどうかご質問をいただくことも多いのですが、クリーニングは後悔しないための選択肢、ということですね。
当社ニックが扱いの難しい素材もキレイにできる理由とは!?
汗の汚れを早く落としたいから自宅で洗濯します。でもレーヨンやセルロースのような再生繊維は洗濯するのが難しい素材です。
一方でクリーニングに出したのに、汗の汚れがそのまま残って返ってきた、という経験はありませんか?
私にも経験があります。
汗の汚れを落としたくてクリーニングに出したのに、脇の汗ジミが白く浮き上がって返ってきたことがあります。窓口の人に落ちていないことを伝えたらあっさりと「クリーニングで汗は落ちません」と身もふたもない返事が返ってきて愕然としたことをよく覚えています。
でも実際、汗の汚れはドライクリーニングだけでは落とせないんです。
汗の汚れを落とすには特殊な技術、プロによる水洗いの技術(ウエットクリーニング)が必要です。汗が繊維に残ったままだと、変色やシミなどのダメージを生地に与えてしまいます。ニックのクリーニングなら、再生繊維のレーヨンやセルロースのように難しい素材も、やさしくお手入れして汗もしっかり落すことができます。
本日の記事のまとめ
いかがだったでしょうか。
本日はプロの視点から再生繊維のレーヨンやセルロース素材の洋服を自宅で洗濯できるのか、ということについてご紹介させていただきました。
再生繊維のレーヨンやセルロースはとてもデリケートな素材であることをよく知り、安心できるクリーニング店にご用命ください。
お気に入りのお洋服をいつまでも美しく保っていただけますように。2023/04/14
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