美しく整えるパンツ 座りじわ
- パンツの座りじわが深く入ったお品物。
しわがいつも決まった場所にできるので、数回はいて、しわが気なり始めたらお手入れのタイミングです。 - 洗浄後、しっかりプレスをすることで座りじわがなくなりました。
ネル生地で起毛したパンツですので、プレスを強く当ててしまうと生地がペシャンコになり、テカリや当たりが出でしまいます。
しわをしっかり伸ばしつつ、生地はふっくら仕上げる。目利きと技術が求められます。
座りじわはいつも同じ場所にできます。
あまり長い間お手入れせずにいると、生地にクセが付いてしまい、いくらプレスをしても伸びなしわになるので注意が必要です。
しはは凸凹部分、それぞれに摩擦によるダメージで繊維がキズつき、白く浮いて見えます。
しみや汚れがなくても、しわが気になり始めたらお手入れするタイミングです。
しみ抜きパンツ裾 黒ずみ
- 白いパンツの裾が黒く汚れていたお品物です。
パンツの裾は摩擦による黒ずみが起きやすい部分。靴墨が付いてしまうこともあり、汚れが気になる部分です。 - 洗浄の工程で、繊維の中からしっかりと汚れを取り除きます。
取りきれなかった部分は、職人による丁寧なしみ抜きで、きれいにいたしました。
摩擦の多い裾は、繊維の奥に汚れが入り込んだり、生地が傷つくケースがあります。
ニックは、洗浄でしっかりと汚れを落とした後、検品作業を行います。
検品で発見されたしみ、汚れは、職人による丁寧なしみ抜き技術により、きれい落とします。
しみ抜きワインのしみもきれいになりました。
- 白いパンツに赤ワインのしみを付けてしまいお困りでした。
しみが付いてから時間の経っているようでしたが、できるかぎりしみ抜きいたしました。 - 赤ワインのしみはキレイに落ちました。
職人による丁寧なしみ抜きにより、時間のたったしみも完全に落とすことができました。
赤ワインは水溶性の汚れなので、ドライクリーニングだけでは落とすことができません。
しみ抜きの技術が求められます。
しみは時間が経つほど繊維の奥に入り込み、酸化し、定着してしまいます。
しみを付けてしまったら、できるだけ早くプロによるしみ抜きがおすすめです。
美しく整えるビーズのカーディガン
- 美しいビーズが装飾されたカーディガン。
ビーズが外れてしまったり、ダメにされてしまうことを心配されておられました。 - ビーズには細心の注意を払い、美しい状態でお仕上げいたしました。
光に反射した輝きにくもりがないのは、きちんと洗浄し洗剤などの残留がないからです。
ビーズやビジューはおしゃれポイントです。一つでも欠けたり、ダメになってしまったら、もう着られないかもしれませ。
お手入れは良い状態を保ち、長く心地よく着るためにすること。
技術者は良く理解して、細心の注意を払いながらお手入れいたしております。
美しく整えるチュールのスカート
- 全体に小花の刺繍がされた繊細なチュールです。
シックでデリケートなスカートを大切にお召のお客様です。 - チュールは細心の注意を払い丁寧にお手入れいたしました。
小花の刺繍は立体感を出るようお仕上げいたしました。
裏地もシワのないようプレスをし、美しいシルエットをよみがえらせました。
チュールのスカートは女性らしさを演出してくれます。大人の女性こそ楽しんでいただきたいアイテム。
大人が着るときには、清潔感とシルエットがきちんとしていることがポイント。
プロのお手入れを上手に使って楽しんで欲しいアイテムです。
美しく整えるジャケットのお仕上げ
- 冬のジャケットの衣替えでお預かりしたジャケットです。
キレイにお召になられていて、特に目立った汚れはありませんでした。 - 起毛した繊維のジャケットですので、中から蒸気をあててふっくらのお仕上げいたしました。
上からアイロンをあててしまうのと繊維がつぶれ、光沢がなくなったり、テカってしまいます。
一番目の行く前立ては、手仕上げでしっかりと美しくカタチを作るのがポイントです。
全体のシルエットがバランスよく整うと新調感がよみがえります。