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更新日: 2021年7月29日
ニックのシミ抜き
こんにちは!ファッションケアニック玉川学園店店長の吉住です。
弊社ネットショップブログをお読み頂き有難うございます。
「ニックのシミ抜き」についてお話させて頂きます
出先での食事中、食べこぼしをしてしまい恥ずかしい思いをされた経験が誰しもあるでしょう。
おしぼりで拭いて、出来るだけ薄くしますよね。
しかしシミを取るという意味ではおすすめ出来ません。
おしぼりで拭く事で、よりシミを繊維の奥に押し込み、取れにくくなります。
そのままクリーニングに出されるのがいいのですが、恥ずかしいので私もやってしまいますけどね・・・。
さて本題の「シミ抜き」ですが、シミの種類も様々で複雑です。
シミの多くは拡大すると幾つかの層になっています。
1番上に「油性」、2番目に「水溶性」、3番目に「たんぱく質」、4番目に「タンニン」、最後に「色素」という層です。
ドレッシングを思い浮かべて頂けると分かりやすいと思いますが、上から油・水分・沈殿物と分かれていますよね?
それと一緒です。ですのでシミ抜きも上の層から①油性除去②水溶性除去③たんぱく質・タンニン除去④漂白、の順で行っています。
インク、接着剤といった本来取れてはいけない物ほど取れにくいです。
次に付いてしまう方の洋服です。こちらも様々な繊維で作られています。
丈夫な繊維、デリケートな繊維と生地によってもシミ抜きは変わります。
例えば同じ食べこぼしでも、丈夫な綿素材とデリケートなシルクでは、シミ抜き器具の強さを調整、漂白剤も違う物を使用しています。
特に大半がシルクで出来ているネクタイ(別名、男のエプロン)のシミ抜きは気を使います。
素材によって変色する時期も違うのでご注意を。
さて今回は「ニックのシミ抜き」について簡単に説明させて頂きました。
我々は付いてしまったシミは全力で取り込ませて頂きますが、
シミが付かないような予防も提案
クリーニング後に施す「おしゃれ加工(撥水加工)」です。繊維1本1本にコーティングしますので、通気性もあり、
シミや汚れが付いてもコーティングしてあるので、直接生地には付きません。
定期的な「おしゃれ加工」おすすめです。またブログを書かせて頂きたいと考えております。
お読み頂き有難うございました。
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