衣替え　保管サービス　賢い利用

春の一大イベントは衣替え。

衣替えの出し入れに、毎年重労働を強いられている方もいらっしゃいますよね。

ついつい面倒になりがちな衣替え。

でも衣替えをせず汚れたまま服を保管してしまうのはトラブルのもとです。

汚れたままの服をそのままにしておいたことで起こるトラブルを紹介します。

１位カビ

２位虫食い

３位変色

１位　カビ

カビは菌です。汚れに付着します。

カビ菌は高温多湿（温度２０度以上、湿度60%以上）で発生します。

湿度が80%以上になると2週間程度で発生すると言われていますが、体感としては思っている以上に早く、あっという間にカビる！という感じです。

空調管理のしずらいクローゼットはカビ菌が発生しやすい場所ですね。

特に礼服などあまり着ない服はカビが発生しやすいアイテムです。

私も着たままクローゼットにしまって、失敗した経験があります。

カビ菌の発生を防ぐために、クローゼットを開けて1日中エアコンを効かせるわけにもいかないですからね・・・。

カビ防止には温度、湿度が管理された専用ルームで保管するのが最適です。

2位　虫食い

平均気温が10度以上になると虫が発生すると言われています。

二十四季節の啓蟄（けいちつ：「土中で冬ごもりしている虫」の意味で、大地が暖まり冬眠していた虫が、春の訪れを感じ、穴から出てくる頃。3月5日頃から春分まで）を過ぎたころから注意が必要です。

虫はウールやシルクなど動物性の天然素材つきます。

虫は汚れの付着した生地を好んで食べます。

虫が食べた場所は穴が開くことが多く、穴は目で確認できます。

私もカシミヤのコートを虫食いさせてしまった経験があります。

大切にしていたのに気づいたら虫に食われていてとてもショックでした。

あきらめきれず、お直しを依頼したのですがどこも断れてしまい・・。

こんな経験はもうしない！と心に決めました！

虫で厄介なのは、穴が開かない場合もあることです。

パッと見分からないのですが、虫が舐めたところは生地が脆弱になっています。

気付かずクリーニングするとそこだけ穴があきます。

出す前は開いていなかった、と思ってもそれは見えなかっただけ。虫が舐めた跡に添って穴が開くので、注意してくださいね。

1位カビ、2位虫対策　両方対策できる「保管サービス」が最強

どんなに気を付けていても湿気は入ってきてしまうもの。

どんなに気を付けていても虫はゼロにはできないもの。

限られたスペースに家族の衣類を管理するのはなかなか難しいものです。

最近は多くのクリーニング店で保管サービスがあり、手軽に利用しやすくなっていますが、保管管理はクリーニング店によってさまざまです。

必ずして確認して欲しいことが３つあります。

①保管する前にカビ菌を除菌できるクリーニングをしてくれるか？

②保管ルームは温度湿度が完備されているか？

③防虫対策をしているか？

この３つがされていれば安心して利用できます。

預けると安心な衣類は？

ダウンやコート、スーツなどを優先するのがオススメです。

理由は２つ。

・良質な素材が使われているから

・かさばるから

かさばるアイテムから保管サービスを利用すると、クローゼットがスッキリした状態を保つことができます。

服を着る。家族が毎日する行為がスムーズにできると、それだけで暮らしがラクになりますよ。

賢い保管サービスの利用　まとめ

預け先の保管サービスは、温度、湿度、防虫完備がされているか確認して利用するのが保管サービスの賢い使い方です。

季節外れの衣類は保管サービスに預ける。春と秋の2回のサイクルを自分のライフスタイルに合せて回せるようになると快適ですよ！

賢い保管サービスの利用で、もっとラクにもっと清潔に暮らしたいものですね。

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