-
更新日: 2021年8月9日
目に見えない汗汚れ、おうちクリーニングで本当に落ちている?
しまう前にもう一度、「汗、残っていませんか?」
皆さん、昨年の6月、7月を思い出してください。
雨、多かったですね。
そして、梅雨が明けて、クローゼットを開けたとき、スーツに白い点々模様が・・・。
ニックでも、例年になくカビのご相談がとても多かったです。
クローゼットの中で菌が繁殖し、カビになってしまったお洋服たちの救急病院のようでした。
カビのお洋服は、クリーニングにコストもかかりますし、お店によっては受付してくれないところも多いです。
カビの原因は汗?
どうしてカビが発生するのでしょうか?
その原因のひとつはスーツ、コートなどに残った汗が原因のひとつにあります。
特に昨年は、コロナの流行でテレワークが多かったこともあり、スーツを着る機会が減りました。
1回だけしか着ていないのに、クリーニングに出すのはもったいないなぁ。
あんまり汗をかいてないから、今回は汗抜きしなくてもいいかな。
ついついそのまま放置してしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも、ちょっと待って!実は、汚れって、見えるものだけではないのです。
汗は無色。でも・・・。
例えば、コートの襟にファンデーションがついちゃった!
ワンシーズン着たから、襟や袖に皮脂汚れが目立ってきちゃった!
このような場合、クリーニング店に持っていきますよね。
なぜなら、色がついているからわかりやすい。
クリーニングが戻ってきたとき、きれいに汚れが落ちていて、ほっと一安心です。
でも、汚れって目に見えるものだけではないんです。
汗は、水溶性の汚れ(いわゆる流れる汗)、と油溶性の汚れ(首などにつく皮脂)の汚れの混合です。
だから、お客様がクリーニングに出して、実感として落ちた!と思える汚れは油性の汚れなのです。
もし、ドライクリーニングばかりしていると、水溶性の汗の汚れは落ちないまま、
クローゼットにしまってしまうことになります。
菌の大好きな温度と湿度の密閉された空間においてしまうと、
次回着たいと思ったときに、カビが生えてしまっていたり、
残った汚れが酸化して、黄ばみとなって浮き出てしまう可能性があります。
そうなる前の、予防のクリーニングがおすすめです。
水溶性の汚れってどんな汚れ?
汗、ジュース、醤油、ソース、塩、砂糖、アルコール等。どれも水溶性の汚れです。
食べこぼしなども、だいたいが水溶性の汚れです。
ニックではしみ抜きを無料でいたしますが、汚れの範囲が大きい場合や目に見えない汚れは、
ダブルクリーニングが「ムラなく」「きれいに」落とせます。
やっぱり気になる!? コスト問題
「ダブルクリーニングがいいのは分かったけど、レギュラークリーニングに比べて高いわよね。」
ご安心ください!
店舗ではオプションのダブルクリーニングが、
ニックのネットストアでは点数内であれば同料金で対応しております。
関連記事はこちら
2021/08/09
ブログ
- シミ抜き (13)
- 実店舗メニュー (25)
- ブランド紹介 (18)
- 衣替え・保管 (24)
- カビ対策 (2)
- シュラフクリーニング (6)
- テントクリーニング (3)
- 洗濯 表示 マーク 意味 (8)
- レーシングスーツクリーニング (2)
- おうちクリーニングのコツ (119)
- 毛玉取り (2)
- ファッションケアのこと (44)
- 洗濯 表示 マーク 意味 (13)
- バッグ・財布 (1)
- ハイブランド お手入れ紹介 (32)
- ダウン お手入れ紹介 (52)
- 抗ウイルス・抗菌のVB加工 (37)
- 清潔・衛生 (38)
- ふとん丸洗い (15)
- 最近のできごと (42)
- ニックのこだわり (139)
- 季節のファッションケア (75)
- アイテム別お手入れ (102)
- 素材別お手入れ (39)
- 汗じみ・汗抜き (24)