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更新日: 2021年8月17日
クリーニングの洗濯表示
クリーニングの洗濯表示は以前はドライ、と書いてあるものでした。
しかし平成28年の12月1日から変更されているんです!
かなり変わっているため、
気づいていない方もいらっしゃるかもしれませんね。
どう変わったのか、一度確認しておきましょう。
本日の記事のテーマ
クリーニングの洗濯表示
こちらの表示は、
クリーニングパークロロエチレン及び石油系溶剤によるドライクリーニングできます。
こちらの表示は、
石油系溶剤によるドライクリーニングができます。
上のものよりも範囲が狭まりますが、
だいたいのクリーニング店では対応しているでしょう。
こちらの表示は、
ウェットクリーニングです。
ウェットクリーニングとはその名の通りプロのお水洗いです。
水洗いだからといって家庭で洗うことはおすすめしません。
このように下線がひいてあるものもありますが、
これらはドライクリーニングのなかでもより優しく洗うことが望ましいです。
下線が二本のものもあり、線が多いほどより弱い操作でクリーニングを行ってほしいということになります。
ニックのクリーニング
ドライクリーニングで使われているドライ溶剤は、大きく分けると2種類あります。
1つ目は、日本のクリーニング店で80%使用されている「石油系溶剤」です。
この石油系溶剤は、衣服への残留性が高いため、
乾燥が不十分だと衣服に溶剤が残り「化学ヤケド」の原因になることがあるんです。
「化学ヤケド」とは、残ったドライ溶剤が着用時に肌に触れて、肌が赤くなったり、
やけどのような炎症を起こす症状のことです。
ニックでは、ドライ溶剤として「石油系溶剤」は一切使用せず、揮発性の高い溶剤を使用しています。
これが2つ目です。
残留性の心配もなく、お肌が敏感な赤ちゃんでも安心してご利用いただけますよ。
ときどきお客様から
「ビニールカバーから出して日陰干ししてからしまった方がいいかしら?」
と聞かれる事がありますが、
ニックでは残留の心配のない溶剤を使用しているので、
日陰干しする必要はありません。
さらに除菌・除ウイルス効果もあるため、衛生的です。
技術の高さは、第三者機関にも認められ、
東京都内、神奈川県合わせて10社のみ*しか認定されていない
「ウエット処理認定店」
「ウエット表示試験工場認定店」になっています。
トゥモローランド等アパレル企業様のウエット表示試験も定期的に実施しています。
ドライもウェットも、
国家資格のクリーニング師がやさしくしっかりと洗いあげるので安心ですよ。
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2021/08/17
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