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更新日: 2021年8月27日
卒業式 入学式 準備はもうできましたか?
卒業式、入学式に何を着ようか、そろそろ着ていく服が気になるころです。
クローゼットのお洋服は、もう確認されましたか?
着る頻度の低いフォーマルは、長い間クローゼットに納まっていることが多いもの。早めに点検して、余裕をもってケアしましょう。もちろん、バックやパンプスもあわせて準備をしておけば、お祝いの日を安心して迎えられますね。
本日の記事のテーマ
しみを確認!
しばらく着ていないフォーマルは、思っている以上に長い間、保管されています。
しまったときには気づかなかったしみが、黄色や茶色に浮き上がっている場合があります。
付いてすぐの汚れと違い、時間とともに浮き出たしみは、酸化して繊維の奥に入り込んでいます。
定着したしみは、取るのが難しいしみです。まずはクリーニング店にしみ抜きをお願いしてみましょう。カビは要注意です!
暖かい室内で湿度が維持された部屋は、カビが発生しやすい環境です。
カビは温度が20~30度、湿度が60~70%の環境で繁殖します。
カビは汚れに付着し、増殖します。一度しか着ていないから、とクリーニングせずにしまったフォーマルは、カビが発生している可能性があります。特に皮膚に触れる裏地は、表生地よりもカビが多く発生するので、パッと見て安心せず良く良く点検することが大切です。
カビの発生した服は預からない。というクリーニング店が多いようです。着る予定にしていた服が着られない!と慌てることがないよう早めに点検しておきましょう。しわが寄っていては気持ちが悪いです。
長い間クローゼットに保管している服は、ハンガーがズレていたり、他の服で圧縮されたり、思わぬ状態で型崩れしている場合があります。
ハンガーの突起が服に影響を与えたり、へんなところにシワが寄っていたりすることもあるので、湿気の残ったお風呂につるす、などしてきれいなシルエットを回復させましょう。
スチームアイロンを使うのも効果的ですが、素材やデザインにダメージを与えないよう、細心の注意をはらい、目立たない箇所で確認してから使うことをおすすめします。どうしても難しい場合はプロにお願いして、全体のシルエットを整えてもらいましょう。
卒業式や入学式の主役は子供たち。親御さんはお世話になった先生方への敬意として、気品を重視した装いを心がけたいですね
フォーマルは着る機会が少ないアイテムですが、良質なものが多いです。一度着た服はきちんとクリーニングし、汚れを取ってからしまうことで、しみやカビの発生を防いで長くキレイに着たいものですね。
2021/08/27
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