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更新日: 2021年8月27日
白いコートを白く着るためのお手入れ方法は?
コート 汚れに気付きにくいアイテムのお手入れのタイミング
お正月が終わったら大寒波がやって来てとても寒い日が続いています。
冬になって活躍しているコートのお手入れってどうすれば良いのでしょうか?着用機会も多いし、でもその度にクリーニングに出すわけにもいかないし・・・
見た感じでは汚れていないと思うんだけど・・・
特に食べこぼしをした訳ではないし、見た感じはそれほど汚れているように見えなくても実は汚れているのです。
食べ物や飲み物の液体をこぼした汚れ等だと汚してしまった記憶や見た目で汚れていると認識できるのですが、このような汚れでない場合で、特に濃色系だったりすると肉眼では確認しにくいので、汚れていないと勘違いしてしまいます。
淡色系の場合も急にくすむのではなく、少しずつくすんでいくために気が付きにくかったりします。だからコートって意外と汚れているんです!
冬の汚れってどんな汚れなの?
室内や乗り物の中は空調設備が整っていて、冬なのに汗ばんだりすることもあります。襟や袖口など、もし肌に触れる部分があるようでしたら確認してみましょう!
また、外に出れば乾燥していて埃や排気ガスが浮遊しています。そして湿度が低いために静電気が起きやすく、ウールやカシミヤなど起毛製品は特にその埃を吸収してしまいます。この吸収した汚れが意外と厄介者なのです。
ブラッシングとプロのお手入れ
日常のお手入れとしては、外から帰ってきたら汚れが繊維に入り込む前にブラッシングをすることをお勧めします。
ブラッシングの方法としては毛並みの逆方向にかけて埃をかき出して、そのあとに毛並に沿ってブラッシングをしてホコリを払い落とします。
でもそれは完全ではありません。
特に最近はPM2.5のような微小粒子状物質や花粉などは繊維の中に入り込んでしまいブラッシングでは取りきれません。
この取り切れない汚れについてはプロに依頼するしかありません。シーズンの途中でプロにお手入れを依頼することをおすすめします!
「コートはシーズン中お手入れせずにずっと着る!」という方が多いかもしれませんが、日常のお手入れで取りきれない汚れを、着用の頻度によってシーズン中に1~3回はプロのお手入れで汚れをリセットすることをお勧めします。
クリーニング後は毛並みも整い、重さも軽くなるような感じで、とても気持ちよく過ごしていただけると思います。
2021/08/27
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