白い服を黄ばませない！白服を白く清潔に着る方法とは？

強い日差しの中にも秋の気配を感じる頃です。白いワンピース、白いジャケット、白いブラウス。白は素材、アイテムを選ばす夏の涼を演出してくれる強い味方です。でも夏らしい色だからこそ、9月に入ったとたんに、季節外れな違和感を与える色でもあります。夏から秋へ向かうこの時期は白いもののお手入れからはじめるのがおすすめです。

お家洗いでは汗の油溶性の汚れが残ります

シーズン中、毎回お洗濯しているのに、白いブラウスやワイシャツの襟が黄ばんできた。ということはありませんか？それは、汗の中に含まれる皮脂や脂肪の油溶性の汚れが原因です。汗は大半が水分の汚れなので、お家洗いでキレイになると思いがちですが、皮脂や脂肪の油溶性の汚れは落ち切らずに残留しています。黄ばみは残留した油溶性の汚れが時間の経過とともに酸化して表れたものです。

ドライクリーニングは汗の水溶性の汚れが残ります

お出かけ着の白いワンピースや白いジャケットをドライクリーニングに出したのに、脇や襟の汚れが落ちていない。と感じたことはありませんか？それは、汗の水溶性の汚れが残ってしまったからです。
ドライクリーニングは汗に含まれる皮脂や脂肪の油溶性の汚れは落ちますが、水溶性の汚れを十分に落とすことはできません。汗の汚れは９８％が水分の汚れ。脇や襟の黄ばみは、ドライクリーニングでは落ち切らなかった水溶性の汚れが、時間の経過とともに酸化して表れたものです。

黄ばみを防ぐには油溶性、水溶性、汗の両方の汚れを落とす！

来シーズンも白い服を白く、清潔に着たいですよね！そのためには秋の始まりの今、汗に含まれる水溶性の汚れと油溶性の汚れの両方をしっかり落としておくことがとても大切です。
水溶性と油溶性、両方の汚れを落とすには、プロによるウエットクリーニングがおすすめです。
ウエットクリーニングは素材やシルエットのダメージを抑えながら、水溶性の汚れと油溶性の汚れをしっかり落とすことができるプロならではの洗浄方法です。
ウエットクリーニングはプロでも高い技術を必要とする洗浄方法です。いきつけのクリーニング店でしっかり対応してもらえるか確認してみることもおすすめします。

シーズンのはじめに、お気に入りの白い服を出してみたものの、黄ばんでいてガッカリ・・もう着られないと捨ててしまう・・そんな習慣はもう終わり！来シーズンからは白い服をまた新品のように着る。夏服を着るのがワクワクする！そんな気持ちで次のシーズンを迎えたいですね