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更新日: 2021年8月27日
注目の“ボンディング素材” も お手入れできるんです!
ふんわりと美しいフレアーのスカートや、縫い目が少なく立体的なデザインのトップス。張りのある素材を使った商品に目を奪われます。
最近注目されているボンディング加工の生地を使った洋服です。
このボンディング素材を使った衣類は、「ドライクリーニングしない方がよい」ことをご存じでしたか?
ボンディング素材とは?
ボンディングという言葉は、「ボンド+ing」の意味。異なる2つの素材を接着剤で張り合わせて作った生地のことです。
異素材を張り合わせることで張りを出したり、縫わずに貼り付ける手法で、デザインを凝ったりすることが可能です。秋からは、ボンディング素材のコートが多く出回ります。
このボンディング、デザイン的にはメリットが多いのですが、弱点もあります。
接着剤部分にポリウレタンを使っていると、ポリウレタン自体が3年くらいで劣化してしまうため、ボンディング素材で作られた製品も、同じくらいでダメになってしまいます。
ボンディングのお手入れ方法
購入後数年経過していたり、間違ったお手入れをしてしまったりすると、接着部分にはがれが生じたり、ところどころに気泡が入ったりと、トラブルになってしまうことも。クリーニング店に持ち込むと、「ひび割れや気泡が生じてもご了解ください」という説明をされることもあると聞きます。ボンディング素材の衣類は、基本的にはドライクリーニングをしない方が安全です。
独自開発の洗浄法『エミュー』ならボンディングもOK!
ボンディングは洗えないといっても、1シーズン着たらお手入れしたいもの。
そんなときは、ニックにご用命ください。生地の状態をよく見て、『エミュー』でやさしく洗います。エミューはニックが独自に開発した、衣類へのダメージが少ない洗浄法です。ですから、ボンディング素材にも対応できるというわけです。
ご依頼の際には、「ボンディングです」とひとことお知らせくださると間違いがありません。
コートなどのご購入の際は、裏の表示を見たり、店員さんに聞いたりして、ボンディングなのかどうかを確認されるとよいでしょう。
自分の持っている衣類の素材をわかっていることも、上手なお手入れをするコツと言えます。
2021/08/27
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